どうも、ぱんたろうです。
あなたは「自分を変えたい!」と思ったことはないでしょうか?
成功している人をみて「いいな~自分もああなれたらなー」「自分もこういう人間になりたいなぁ」「自分も成功したいよぉ」「もっとお金があればこういうこともできるのになぁ~、ああ金持ちになりたい!」と思う反面、「自分は仕事も何もかもうまくいかない…自分がダメなのかな…」「自分はほんとうにダメ人間だ」と落ち込んだり。。。そんな自分が嫌で、でもどうしたらいいか分からなくてどこかに答えを求めている。そんな時に私はこの本を読みました。
結論から言うと、この本は私に答えはくれなかったです。
確かに、この本は私を救ってくれました。
救ってくれた…うーん何ていうのかな、「冷静」にしてくれたが一番近いかも。
「変わりたい」と思っているあなたにはぜひ、この本をおすすめします!
「夢をかなえるゾウ1」を読んだ感想
<ざっくりなストーリー>
この本は冴えないサラリーマンの家にある日、突然関西弁でしゃべるガネーシャというインドの神様がやってきて、ガネーシャから出される課題をこなしていく…という話。
この本にはガネーシャから24個+最終5個のお題が出されるので、一緒にやるのも楽しいと思います。(ちなみに私は最後の課題「感謝する」は心がけて実践しています)
読む前のわたしにとっての成功者のイメージはとにかく「何かすごい人」。 特別な人間で、そもそもの能力値が高くて、周りのこと、世の中の人たちを幸せにしたいと常に考えている高尚な人。雲の上の存在的な感じでした。
この本を読んで、成功者と言われる人は楽しいからやっている。「楽しくてやってたら周りも喜んでくれたわ、やったー!」の人が多いんじゃないかな、と。それが周りからみたら地道に、コツコツと継続して作業をこなしているように見えている、そんな感じかなと。まぁそれも当然ですよね、世の中の人がやりたいことだけをやっていて大金を稼げるならみんなお金持ちになってますから。
成功するってそもそも何なのか。お金持ちになれれば成功なのか?
お金になるということは「誰かの役に立った」ということ。だからお礼の対価としてお金が入ってくる
でも、「自分のしたいこと」は必ずしも、お金になるとは限らない。
ガネーシャは言います「何か後悔していることはないのか?」と。
思い当たる何かがあるあなたは、とにかくそれに打ち込めばいい。
したいことが何もないあなたは、まず過去の自分がやりたかったことをやってみる。
そうすれば初めて自分にとってそれが「楽しい」のか「楽しくないのか」がわかる。
子どもの時、やりたいことに対して「でも、だって、どうせできない」と考えたことはあっただろうか。とりあえずやってみて、楽しければ続ける、つまらなければ辞める。その繰り返し。
人生は一度きりです。自分がやりたいことにチャレンジしなくては損ですし、一生のうちで出会えたら儲けものやで。…関西弁が混じってしまうのは自分の中にガネーシャがいるからかな(笑)
自分と向き合って聞いてみましょう。「なにか後悔していることはないか」と。
「自分はなにがしたいのか?」この答えは本には書いていません。自分の中にしかないですから。
自分に聞いてみたら答えは実は、後悔していることがない人もいるかもしれないです。
何もしたくない、しないことが幸せのという答えの人もいます。
決めるのは「あなた」だから。
この本を読んで、当たり前のことが書いてあるという人もいますが、私は読んでよかったです。
こういう自己啓発本系って読んだ後、「よし、がんばるぞ!」と変に高揚するというか、未来に期待しちゃうことが多いんですよね。で、結局なにもしないで時間が経って「ああ、自分はなんてダメな人間なんだ、また変われなかった…」とへこむまでが私のお決まりのパターン。
でもこの本はそっとただ隣にいて見守ってくれるというか。ガネーシャが見守ってくれている感じがほんとにするんですよ。めっちゃ不思議な感覚なんですけど、なんか、優しい。確かに途中、よしやるぞ!自分は変われる!って思うこともあるんですが、ガネーシャが気を使いながら熱を冷ましてくれる。もくもくと淡々と熱量低くてもできること、それが自分のやりたいことなのかなと思います。
まとめ
- やりたいことは自分の後悔の中にある
- やりたいことをやるとお金になるかは別問題
- 経験することで人は変われる
この本を読む前の私は「この本を読めば自分を変えてくれるんじゃないか、なにか変える答えが書いてないかな」と教えを期待していました。
確かに新しいことが書かれていたりする訳でもなく、当たり前なことが書いてあるんですが
当たり前を当たり前にやる、はなかなか難しい。
たぶん10代20代の頃に読んでたら全然違う感想になっていたかもしれないなと思います。若い頃は「やればなんでもできる!」と思っていました。確かにまずやらなきゃ何もできないんですけど、人にはやってみて、時間をかけて努力して、だけどそれでもやっぱりできない事もあります。若い頃は諦める、逃げることがとにかく嫌だったけど、「それって楽しんでやってる?辛いだけになってない?」って自分に聞くことはすごく大切なことです。時には逃げたっていい。これも経験してみて分かったことです。さまざまな経験を重ねていくなかで仕事で出会った人、友人、恋人…出会った人たちがわたしを変えてくれました。だからこの本を読んで、いろんなことを考え、相手のことを思って話してくれるガネーシャに気づけたんじゃないかなと思います。たぶん(笑)
この本にはイチローだったり、ビル・ゲイツなどの逸話だったり名言も書かれているのでそこも面白いです。知ってるけどまだ読んだことないなって人は読んで損はないですよ!
読む人によって全然感想も変わってくる本ですし、私も10年後読んだらまた違った感想を持ちそうです。
もし同じように「変わりたい」と悩んでいるのでしたら、あなたもこの本を読んでそばにガネーシャを置いてみましょう。優しく見守ってくれると思います。
「あなたにとって」心地よい生き方を見つけていきましょう。
夢をかなえるゾウ1 [ 水野敬也 ]
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